お金をかけないレガシーライフ 【相殺独楽】
2010年8月5日 TCG全般1枚で5千円を越えるカードは買いたくないけれど、お金がないなりにレガシーやりたい人って多いと思う。
しかし、ネットを検索していても貧困デッキのレシピはあまり落ちていない
そこで、1枚3千円を越えるカードを使わないでレガシーの有名デッキを組めるのか試しつつ考察してみる。
Will,デュアルランド、タルモ、不毛の大地、LED、ジェイス、ペス
あたりが対象だろう。
今日は相殺独楽。
青系の多色デッキは非常にお金がかかります。
理由としては、やはり青特有の安定性と汎用性、それを裏付けるカード自体の汎用性による人気、などがあると思います。
この企画として金銭的に難しいカードは、
・デュアラン各種
・オンスロートのフェッチ各種
・タルモゴイフ
・精神を刻む者、ジェイス
・遍歴の騎士、エルズペス
・Force of Will
あたりでしょうか。
また、亜種のニューホラ、ベースラプションあたりからは、
・貴族の教主
・自然の秩序
・闇の腹心
・仕組まれた爆薬
・もみ消し/
・ファイレクシアン・ドレッドノート
・聖遺の騎士
・不毛の大地
あたりでしょうか。
・・・こうしてみると作るのは、無理なような気さえしてしまいます。
しかし、使えないカードの個々のカードの特性を理解していけば、そんなことは無いと考えています。
まず、安価な青といえば、BTBとマーフォークが始めに浮かびます。
しかし、どちらも相殺デッキとはいいがたいので、ここはあえて多色デッキの相殺独楽デッキを作ってみたいと思います。
次に思うところは、Force of Willなしで青のデッキとして大丈夫か?とい疑問。
回答としては、大丈夫です。
そして、今回の企画のデッキコンセプトもこの質問を煮詰めて行く過程で見えてくる気がしています。
Force of Willは、無敵のカードではありません。
ご存知のように、かなり癖のあるカードで、対戦相手によっては最弱のカウンターにすらなってします。
それはつまり、Force of Willが弱い状況に特化した青系コントロールを作れば、Force of Willのいらない青系コントロールができるということになります。
では、Force of Willなぜ必要でどんな時に弱いのでしょうか?
なぜ入れるのかは、FoWがあるなしで、コンボや1ターン目にキーカードを展開するデッキに対しての大きく勝敗が変わってくるからです。そのため、コンボ戦以外ではかなりサイドアウト率が高いカードであったりもします。
なぜ外すのかは(なぜ弱いか)は、ピッチで使う場合、最速のテンポのかわりに、手札を2枚使うというのはかなりカードアドバンテージ的にきついからであり、最速テンポよりカードアドバンテージが重要なコントロール戦では、ただの5マナのカウンターに過ぎないからです。
つまり、FoWを使わない青デッキを作る場合、
最速のコンボには対応できないが、その分ボードコントロール戦には負けないデッキをつくることができれば、FoWが無いことを個性として通用できるということになります。
あわせて、FoWには、打たれるかもしれない可能性が、ブッパ抑制として見えないプレッシャーを出していたりもします。
このあたりは、デッキに入れていなくとも構造がバレるまでは十分利用できる点ですので、悟られないようなプレイイングも大事だと思います。
(あえて、マナのないところで、相手のターンに少し長考してみたり・・・)
というわけで、貧困相殺独楽デッキは、超速コンボに弱いが、ボードコントロールは高いといった感じで組みましょう。
(といいつつも「相殺」自体がコンボ体制の強いカードなので、コンボにぜんぜん弱くなかったりもする)
まずは、部品集め
【相殺】
【師範の占い独楽】
このあたりが中軸ですね。
また相殺のサポートとして、【渦まく知識】
FoWが無いのでその分、ボードコントロール力が必須になります。
つまり、確定除去の枚数は多すぎるぐらいでもいいかと。
【剣を鋤に】【流刑への道】他
ここらあたりでエンドカードを決めたいですね。
タルモが使えない中、ボードコントロールを意識したうえで、胸をはって提案したいのがソプターコンボです。
安い、早い、強い、の3拍子そろった良いコンボです。(そろわないと弱すぎですが・・・)
【飛行機械の鋳造所】【弱者の剣】
また、この流れで2枚コンボが2種はいるようであれば、それを全てサーチできる
【悟りの教示者】もかかせないかと。
悟りがあるなら、シルバーバレットを組み込み、相性によっては1枚で完封する構成を取りたいですね。
このあたりをエンチャントとアーティーファクトに任せて、破滅的な行為やネビニラルの円盤に弱いのは特性かつ愛嬌として受け止めてしまいましょう。
次に考慮すべきは、「相殺コンボが決まったあとのロック性能の向上」ですね。
現段階で、相殺独楽のロック時のマナバランスを検証してみると
1マナ・・・・18枚
2マナ・・・・9枚
相殺独楽を安定して決めるには、
2マナを2枚以上。
3マナのサーチできるカード含め4枚以上。
4マナのサーチできるカード1枚以上
の追加は欲しいです。
これに加えて、シルバーバレット戦略も組み込むべきかと。
最後に土地の構成ですが、【 溢れかえる岸辺】【ツンドラ】【不毛の大地】の値が張り厳しいなか、お勧めしたいのは、デュアルランドやフェッチランドより、唯一強い土地、島と平地です。
基本地形中心で組むことによって、特殊地形対策を謀るとともに、「基本に帰れ」を採用することにより、こちらからも特殊地形対策を仕掛けてゆきましょう。
しかし、この流れでは、フェッチ無しによるライブリーシャッフル方法の減少や、2ターン目のUU確保の難しさなどがでてくるので、このあたりは最後に調整すべき問題になると思います。
この問題については、取り合えず「思案」を採用することで、安定かつより2ターン目に相殺を手元にもってくれるデッキにする調整にしたいですね。
【1マナスペル】21
4 渦巻く知識 800円
4 悟りの教示者 2400円
4 剣を鋤に 2800円
2 流刑への道 1000円
4 師範の占い独楽 4000円
3思案 150円
【2マナスペル】12
4 相殺 1600円
2 弱者の剣 200円
3 飛行機械の鋳造所 600円
3否認 150円
【3マナスペル】5
2忘却の輪 100円
1罠の橋 400円
2基本に帰れ 600円
【4マナスペル】1
1謙虚 700円
【土地】21
島11 140円
平地6 70円
秘教の門4 2000円
17,710円
2ターン目のUU確保に、平地出しからでもアクセスできる秘教の門を採用。
また、1ターン目平地からでも2ターン目に打て、相殺からこぼれた呪文もケアできる否認も採用。
このあたたりからカスタムすれば良いのではないでしょうか。
予算のわりに、弱くはないと思います。
お金がたまれば強化して行くイメージで。
良きレガシーライフを。
しかし、ネットを検索していても貧困デッキのレシピはあまり落ちていない
そこで、1枚3千円を越えるカードを使わないでレガシーの有名デッキを組めるのか試しつつ考察してみる。
Will,デュアルランド、タルモ、不毛の大地、LED、ジェイス、ペス
あたりが対象だろう。
今日は相殺独楽。
青系の多色デッキは非常にお金がかかります。
理由としては、やはり青特有の安定性と汎用性、それを裏付けるカード自体の汎用性による人気、などがあると思います。
この企画として金銭的に難しいカードは、
・デュアラン各種
・オンスロートのフェッチ各種
・タルモゴイフ
・精神を刻む者、ジェイス
・遍歴の騎士、エルズペス
・Force of Will
あたりでしょうか。
また、亜種のニューホラ、ベースラプションあたりからは、
・貴族の教主
・自然の秩序
・闇の腹心
・仕組まれた爆薬
・もみ消し/
・ファイレクシアン・ドレッドノート
・聖遺の騎士
・不毛の大地
あたりでしょうか。
・・・こうしてみると作るのは、無理なような気さえしてしまいます。
しかし、使えないカードの個々のカードの特性を理解していけば、そんなことは無いと考えています。
まず、安価な青といえば、BTBとマーフォークが始めに浮かびます。
しかし、どちらも相殺デッキとはいいがたいので、ここはあえて多色デッキの相殺独楽デッキを作ってみたいと思います。
次に思うところは、Force of Willなしで青のデッキとして大丈夫か?とい疑問。
回答としては、大丈夫です。
そして、今回の企画のデッキコンセプトもこの質問を煮詰めて行く過程で見えてくる気がしています。
Force of Willは、無敵のカードではありません。
ご存知のように、かなり癖のあるカードで、対戦相手によっては最弱のカウンターにすらなってします。
それはつまり、Force of Willが弱い状況に特化した青系コントロールを作れば、Force of Willのいらない青系コントロールができるということになります。
では、Force of Willなぜ必要でどんな時に弱いのでしょうか?
なぜ入れるのかは、FoWがあるなしで、コンボや1ターン目にキーカードを展開するデッキに対しての大きく勝敗が変わってくるからです。そのため、コンボ戦以外ではかなりサイドアウト率が高いカードであったりもします。
なぜ外すのかは(なぜ弱いか)は、ピッチで使う場合、最速のテンポのかわりに、手札を2枚使うというのはかなりカードアドバンテージ的にきついからであり、最速テンポよりカードアドバンテージが重要なコントロール戦では、ただの5マナのカウンターに過ぎないからです。
つまり、FoWを使わない青デッキを作る場合、
最速のコンボには対応できないが、その分ボードコントロール戦には負けないデッキをつくることができれば、FoWが無いことを個性として通用できるということになります。
あわせて、FoWには、打たれるかもしれない可能性が、ブッパ抑制として見えないプレッシャーを出していたりもします。
このあたりは、デッキに入れていなくとも構造がバレるまでは十分利用できる点ですので、悟られないようなプレイイングも大事だと思います。
(あえて、マナのないところで、相手のターンに少し長考してみたり・・・)
というわけで、貧困相殺独楽デッキは、超速コンボに弱いが、ボードコントロールは高いといった感じで組みましょう。
(といいつつも「相殺」自体がコンボ体制の強いカードなので、コンボにぜんぜん弱くなかったりもする)
まずは、部品集め
【相殺】
【師範の占い独楽】
このあたりが中軸ですね。
また相殺のサポートとして、【渦まく知識】
FoWが無いのでその分、ボードコントロール力が必須になります。
つまり、確定除去の枚数は多すぎるぐらいでもいいかと。
【剣を鋤に】【流刑への道】他
ここらあたりでエンドカードを決めたいですね。
タルモが使えない中、ボードコントロールを意識したうえで、胸をはって提案したいのがソプターコンボです。
安い、早い、強い、の3拍子そろった良いコンボです。(そろわないと弱すぎですが・・・)
【飛行機械の鋳造所】【弱者の剣】
また、この流れで2枚コンボが2種はいるようであれば、それを全てサーチできる
【悟りの教示者】もかかせないかと。
悟りがあるなら、シルバーバレットを組み込み、相性によっては1枚で完封する構成を取りたいですね。
このあたりをエンチャントとアーティーファクトに任せて、破滅的な行為やネビニラルの円盤に弱いのは特性かつ愛嬌として受け止めてしまいましょう。
次に考慮すべきは、「相殺コンボが決まったあとのロック性能の向上」ですね。
現段階で、相殺独楽のロック時のマナバランスを検証してみると
1マナ・・・・18枚
2マナ・・・・9枚
相殺独楽を安定して決めるには、
2マナを2枚以上。
3マナのサーチできるカード含め4枚以上。
4マナのサーチできるカード1枚以上
の追加は欲しいです。
これに加えて、シルバーバレット戦略も組み込むべきかと。
最後に土地の構成ですが、【 溢れかえる岸辺】【ツンドラ】【不毛の大地】の値が張り厳しいなか、お勧めしたいのは、デュアルランドやフェッチランドより、唯一強い土地、島と平地です。
基本地形中心で組むことによって、特殊地形対策を謀るとともに、「基本に帰れ」を採用することにより、こちらからも特殊地形対策を仕掛けてゆきましょう。
しかし、この流れでは、フェッチ無しによるライブリーシャッフル方法の減少や、2ターン目のUU確保の難しさなどがでてくるので、このあたりは最後に調整すべき問題になると思います。
この問題については、取り合えず「思案」を採用することで、安定かつより2ターン目に相殺を手元にもってくれるデッキにする調整にしたいですね。
【1マナスペル】21
4 渦巻く知識 800円
4 悟りの教示者 2400円
4 剣を鋤に 2800円
2 流刑への道 1000円
4 師範の占い独楽 4000円
3思案 150円
【2マナスペル】12
4 相殺 1600円
2 弱者の剣 200円
3 飛行機械の鋳造所 600円
3否認 150円
【3マナスペル】5
2忘却の輪 100円
1罠の橋 400円
2基本に帰れ 600円
【4マナスペル】1
1謙虚 700円
【土地】21
島11 140円
平地6 70円
秘教の門4 2000円
17,710円
2ターン目のUU確保に、平地出しからでもアクセスできる秘教の門を採用。
また、1ターン目平地からでも2ターン目に打て、相殺からこぼれた呪文もケアできる否認も採用。
このあたたりからカスタムすれば良いのではないでしょうか。
予算のわりに、弱くはないと思います。
お金がたまれば強化して行くイメージで。
良きレガシーライフを。
コメント